世界の頂点に立った渋野日向子

日本女子プロゴルフ協会（LPGA）の小林浩美会長と1977年に日本人初のメジャー制覇を果たした同協会の樋口久子顧問が5日、渋野日向子が海外メジャー初出場で42年ぶりとなる日本人史上2人目のメジャー制覇を果たしたことを受け、それぞれ祝福のコメントを出した。

小林浩美会長
「おめでとうございます。快挙です。ついにやりました。日本の LPGA ツアーからいきなりメジャー優勝です。メジャー優勝者を送り出すことは、日本女子プロゴルフ協会の目標であり、2013 年から取り組んでいます。ツアー強化が実り、二重の喜びです。このままガンガンいってください 」

樋口久子顧問
「優勝おめでとうございます。無欲が、手繰り寄せた勝利といえるでしょう。予選通過だけを目標に、気負いがなく、日本で戦っているように伸び伸び、自然体でプレーをしていた印象です。また、随所に得意のパッティングが冴えていた。そして好条件がそろっていたことも見逃せません。今回のウォーバーン GC は日本によく似た起伏のある林間コースです。そして日本から大勢の応援団も駆けつけ、さらに全幅の信頼を置くコーチが、キャディーとして支えたことも大きな力になったと思いました。待ちに待った日本人のメジャー優勝、私としても本当にうれしいです」