開幕戦はチャールズ・ハウエルIIIが個人＆チーム戦で優勝(Hector Vivas/Getty Images）

サウジアラビア政府系の資金を背景にした「LIVゴルフ」が、2023年シーズンを固定メンバーで進行する可能性が出てきた。英テレグラフ電子版が28日までに伝えた。

LIVゴルフは前週メキシコでの「LIVゴルフ・マヤコバ」で2年目が開幕。世界ランキング37位のトーマス・ピータース（ベルギー）、ダニー・リー（ニュージーランド）らが新たに欧米ツアーから加入したが、広報担当者は取材に「今年のフィールドは、このフィールド。12チームは12チーム」と話し、全48人の入れ替えがないことを示唆した。

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新リーグは昨年6月にスタートしてから、シーズン中に欧米ツアーから選手が順次途中加入していた。

第2戦「LIVゴルフ・ツーソン」は3月17日からアリゾナ州でのザ・ギャラリーGCで行われ、11月の最終戦「LIVゴルフ・チームチャンピオンシップ・ジッダ」（サウジアラビア・ロイヤルグリーンズG＆CC）まで計14試合を実施。その後、来季の出場権を争う予選会「プロモーションイベント」を実施する計画がある。

テレグラフは報道で「考えられないシナリオではあるが、タイガー・ウッズとロリー・マキロイが突然（LIVを率いる）グレッグ・ノーマンの計画に飛び込みたいと思っても、彼らは来年まで待たなければならないと内部の人間は主張している」と記した。