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琉球の風で混戦模様 上位の若手はなぜ失速したか?

国内女子ツアーの開幕戦「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」の2日目を終え首位には松森彩夏西山ゆかりテレサ・ルー(台湾)の3選手が並んだ。さらに1打差に3選手が続く混戦。上位選手を苦しめたのは、沖縄の気まぐれな空模様だった。

第1組は午前8時30分にスタートした。午前8時頃に突如降り出した雨は止み、晴れ間が差し込んでいた。気象庁の観測データによると、会場の琉球GCがある沖縄県南城市の8時台は風速4.3mだった。

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初日6アンダーで首位発進の松森彩夏は午前9時51分にインの10組目としてスタートした。前半9ホールでは2バーディ、1ボギーと1つスコアを伸ばした。折り返した4番でもバーディを奪取し、後続をリードした。終盤の6番でボギーを叩くと、上がり2ホールでボギー、ダブルボギーと3打落とした。首位は守ったが、3打差のリードを追い付かれた。

松森がホールアウトしたのは午後3時1分。午後2時から午後3時にかけては風速8.3mから9.4mと第1組スタート時の2倍近くの強風が吹いていた。「後半は風が強くなって難しかった。課題が残るラウンドでした」と悔やんだ。

3位スタートの永峰咲希は、さらに遅い10時36分にインの15組目でスタート。前半は3バーディと追い上げた。だが、後半の3、7、8番でボギー。最終9番はバーディで締めて通算3アンダーの4位に食い下がったものの、風が強くなった後半のアウトで松森同様に勢いを失った。

永峰の漏らした「後半は横風が多くて、アゲンストかフォローかの判断が難しかった」は、インに比べて比較的南北にホールがレイアウトされているアウトコースで、東南東から吹き荒れた風が若い選手を惑わした事実を物語っていそうだ。同じインスタートだったルーや申ジエは上がり3ホールをパーで切り抜けていた。

試合終盤には再び雨が降った。雨や風が試合の流れを左右する競技。誰に有利となるかは分からない。勝負の決勝ラウンド2日間の予報は、いずれも「やや強い風」で50%前後の降水確率を示している。天を味方につけるのはだれか?(沖縄県南城市/林洋平)

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