「運良く狙えました」。比嘉は11番でイーグルを決めてこの笑顔

茨城県で開催されている「サマンサタバサ・ガールズコレクション レディーストーナメント」の2日目、15位タイから出た比嘉真美子が1イーグル、5バーディ、1ボギーの「66」をマーク。通算9アンダーは4位タイに浮上した。

この日、自身が会心のショットとして選んだ1打は、もう少しでホールインワンかと言うピン側にピタリとつけた5番（パー3）のティショットだ。「今日は100ヤード以内のショットが良く、そこがスコアに繋がった」と振り返る比嘉。「運良く狙えた」という11番では、ピンまで残り200ヤードを5番アイアンでグリーンオンに成功させると、ピン手前8メートルのスライスラインを読み切ってイーグルを奪った。

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後半のイーグルのあと、短い距離のバーディチャンスにつけるが、決めきれずパーを重ねた。しかし最終18番では、第2打をピン横約7メートルにつけると、これを沈めてバーディで締めくくった。「首位とは7打差あるが、上位にいるということは変わりないので、明日のラウンドが終わって、自分が納得できるゴルフをしたい」と比嘉。

2012年のプロ転向から、今季は2勝を挙げ、8月1日から開幕する海外女子メジャー「全英リコー女子オープン」出場を確定させた。「良い結果を残して良いイメージで全英に臨みたい」。世界に向け飛び立つ助走はすでに始まっている。（茨城県稲敷郡／糸井順子）