2026年 ヨネックスレディスゴルフトーナメント

「チャンスは自分でつかむもの」 福田萌維が“お母さんキャディ”のゲキ胸に10代優勝へ

2026年 ヨネックスレディスゴルフトーナメント 2日目 福田萌維
チャンスは自分で作ってみせる! 福田萌維が7位で最終日へ

◇国内女子◇ヨネックスレディスゴルフトーナメント 2日目(6日)情報◇ヨネックスCC(新潟)◇6483yd(パー72)◇曇り(観衆3076人)

「68」をマークした福田萌維の口から何度も同じ言葉が飛び出した。「チャンスは自分で作るしかない。つかむしかないんです」。呪文のように繰り返すフレーズは、偶然の出会いから生まれた。

QTラン54位で迎えたプロ3年目の今季、前週「リゾートラストレディス」は主催者推薦で出場機会を得た。相棒はプロキャディに頼まず、コース所属のハウスキャディでお願いした。「担当してくれたキャディさんが、コースについて詳しいのはもちろんだったんですが…」。攻め方やグリーン上のライン読みに加え、メンタルの部分で助けられた。

2026年 ヨネックスレディスゴルフトーナメント 2日目 福田萌維
あるハウスキャディとの出会いがあった

「ショットもパットも一打ごとに“自分を信じて打つだけよ”と言ってくださって。今までは“チャンスはいつか来るだろう”ぐらいに思ってましたけど、考え方が変わりました」。年齢は自分の母親と同じ53歳。娘を励ますようなバックアップを受けながら、ツアー出場16戦目(アマチュアの2試合含む)にして初のトップ10となる10位に。高い難度で仕上がった福島・グランディ那須白河GCで4日間、通算6アンダーにまとめたことも、自信になったという。

1オーバー33位から出たこの日、パー5の前半6番でラフから78ydの3打目を6.5mにつけて流し込み、バーディを先行。7番(パー3)は「まぐれ」と笑う20m以上の超ロングパットを放り込んだ。一方で最終18番(パー5)は残り245ydを3Wで2オンさせ、8mからイーグル逃がしのバーディで締めるなど、実力と運でスコアを伸ばした。

2026年 ヨネックスレディスゴルフトーナメント 2日目 福田萌維
残りわずかの10代V目指して

19歳354日で迎える最終日。通算3アンダー7位から4打差逆転優勝を飾れば、国内女子で通算23人目の“10代V”になる。「全米女子オープンで上位陣がいない今週は“最低トップ5”を目標に入りました。優勝は簡単ではないと思いますけど、優勝争いをすることで経験も高めたいです」。そして“呪文”も口をつく。「明日は絶対、自分の気持ちに勝ちたい」。そして迎える6月18日を「いい誕生日にしたいですね」と明るく言い切った。(新潟県長岡市/加藤裕一)

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