2026年 ヨネックスレディスゴルフトーナメント

「8割程度」で255yd 18歳アマの戸高玲奈が史上9人目の快挙へ首位発進

2026年 ヨネックスレディスゴルフトーナメント 初日 戸高玲奈
首位発進を決めたアマチュア戸高玲奈

◇国内女子◇ヨネックスレディスゴルフトーナメント 初日(5日)情報◇ヨネックスCC(新潟)◇6483yd(パー72)◇晴れ(観衆2263人)

2アンダー「70」でホールアウトしたアマチュアの戸高玲奈は優勝への意識を否定した。「あまり考えず、3日間ともアンダーパーで回れるように頑張りたいです」。同週開催のメジャー「全米女子オープン」に出場のメルセデスランク上位7人が不在な上、朝から強風が吹き荒れたコースはスコアが伸びない。過去ツアー出場8戦で予選通過4度、最高が2025年「樋口久子 三菱電機レディス」25位の18歳が初の首位発進を決めた。

父の剛(たけし)さんがオランダ人とのハーフで、エキゾチックな顔立ちのクオーター。172cmの長身でいて均整の取れた体から放つドライバーショットは、力加減8割程度の “ライン出し”で安定してフェアウェイをとらえる。プロを目指し、米国で高校生活を送った父の教えによるものだ。

2026年 ヨネックスレディスゴルフトーナメント 初日 戸高玲奈
国内女子ツアー9人目の快挙も…

この日は「ドライバーが安定していて、フェアウェイからセカンドを多く打てたのが良かったです」という。同学年のアマチュアでは昨年の国内ツアードライビングコンテストで優勝した後藤あいが有名だが「一緒に回りたくないです」とこぼす。昨年「日本女子オープン」予選2ラウンドで同組となり、「10ydぐらい先を行かれたんで」と苦笑い。ただ、それでも“自己申告”のキャリーは「255yd」を誇る。実際、この日は右ドッグレッグながら449ydと今大会最長パー4の2番で、好感触のティショットがフェアウェイ左サイドのラフまで突き抜けてしまうスケール感を見せつけた。

本大会は3年連続で挑戦したマンデー予選会(主催者推薦選考会)を1位で初突破し、出場権を得た。今年初受験のプロテストの第1次予選(7月1日からのB地区・Jゴルフ鶴ケ丘/埼玉)を控え、4月からメンタルトレーニングを開始。連日「4バーディ、1ボギー」を目標に3日間を戦い抜くつもりだ。その結果が国内ツアー9人目のアマチュア優勝になってもきっと、誰も不思議には思わない。(新潟県長岡市/加藤裕一)

<国内ツアーのアマチュア優勝>
清元登子/1973年「トヨトミレディス」
宮里藍/2003年「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」
キム・ヒョージュ/2012年「サントリーレディス」
勝みなみ/2014年「KKT杯バンテリンレディス」
畑岡奈紗/2016年「日本女子オープン」
クリスティン・ギルマン/2018年「センチュリー21レディス」
古江彩佳/2019年「富士通レディース」
イ・ヒョソン/2024年「ワールドレディス サロンパスカップ」

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