小祝さくらが“奇跡”の一打から連続バーディ締め 復活Vへ「あとはかみ合うだけ」
◇国内女子◇Sky RKBレディスクラシック 初日(15日)◇福岡雷山ゴルフ倶楽部(福岡)◇6490yd(パー72)◇晴れ(観衆1714人)
小祝さくらはミスショットだと思っていた。終盤17番、50度のウェッジで放った第2打は想定よりわずかにつかまりながら、予期せぬバウンドでピンそば2mに寄った。「もう奇跡だなって感じ」。運も実力のうち。続く18番(パー5)を含めて上がり2連続バーディ締めで「68」。ツアー通算12勝を誇る28歳が、7位で今季初の一桁発進を決めた。
左手首の負傷・手術から復帰した今季は、ここまでの9戦で一度もトップ10入りがない。前週の国内メジャー「サロンパスカップ」はカットラインに1打届かず予選落ち。「ショットを修正したい」と、大会3日目も自宅には戻らず会場近郊の練習場で調整に励んだ。患部の状態も、自身の感覚も悪くはないという。「あとはかみ合うことだけかなって感じでやっている」と心境を明かす。
この日のパーオン率は72.22%と、まだ本領発揮とはいかない数字。その中で首位と2打差の好位置で滑り出せたのは大きい。「かみ合う」瞬間が、今週訪れるのか。“奇跡のショット”を追い風に、昨年7月「明治安田レディス」以来の復活Vへと突き進む。(福岡県糸島市/中村文香)