桑木志帆は「大人のゴルフ」で1打差 タフなコンディションにも適応
◇国内女子メジャー◇ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 3日目(9日)◇茨城ゴルフ倶楽部西コース(茨城)◇6718yd(パー72)◇晴れ(観衆7544人)
神経を削るような強風の中でも桑木志帆は冷静だった。「最初からそうなるだろうなって思っていた。2オーバーを目標に設定していたので」と狙い通りの74にまとめた一日を振り返った。
前半は7番でダブルボギーを喫するなど、難しいコースセッティングと強風のダブルパンチに苦戦したが、後半に入り対応力を見せた。「最後の方は結構(感覚が)合ってきて風に乗せながら球を打つことができた」と、14番で残り139ydのセカンドをピン左奥1.5mにつけてバーディ。16番でも約2mにつけてバーディと勢いに乗ると17番(パー5)では10m近いロングパットをねじ込み連続バーディを奪った。
「今日はダボもあった中、冷静にゴルフができていた。調子もそんなに崩れることなくいつか待っていればバーディが来るかなと思っていたので、取りたいホールでしっかりとれていたので内容はすごい良かった」と、この日のフィールドベストタイ「74」をマークした。
試合中、目に入るリーダーボードを見て「やっぱみんな苦しんでいるなと。なので自分もしっかりマネジメントに徹して、大たたきしないように気を付けていました」と冷静な試合運びを心掛けた。風の中でのプレーにも「苦手ではなかったけど、(これまでだと)最後の方に耐えられていなかった。今回は最後まで耐えられたのでちょっと成長を感じている」と話した。
茨城GC西コースでは過去2回プレーしており、ルーキーイヤーの2022年は38位、23年は20位だった。「全部ピンを攻めていて、今考えたらすごいハチャメチャなゴルフだった」。当時と比べると「大人のゴルフができるようになってきた」とうなずいた。
首位と1打差で迎える最終日。「優勝はもちろんしたいと思うけど、まずは自分のゴルフをしないとダメだと思うので、このコースにしっかり向き合って毎ホール、毎ホール勝てるよう自分との戦いをしていきたい」。2024年「ツアー選手権リコーカップ」以来となるメジャータイトルをつかみにいく。(茨城県つくばみらい市/安平賢太郎)