腰痛を抱える佐久間朱莉 “鬼門”の初日イーブンパーに「内容的にやっぱり良くない」
◇国内女子メジャー◇ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 初日(7日)◇茨城ゴルフ倶楽部西コース(茨城)◇6718yd(パー72)◇晴れ(観衆4648人)
ここ1カ月、昨季年間女王の佐久間朱莉は初日に苦戦を強いられている。「感覚をつかみきれてないところはあるかなと思う」と話すように、4月「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」の「72」以降、直近4大会(米メジャー「シェブロン選手権」含む)連続で初日にアンダーパーをマークできていない。
国内メジャー初日のきょうも、前半12番(パー5)でダブルボギーが先行して不穏な空気が漂った。「最近、初日が悪いので慣れてしまった。またゆっくり頑張るか」と割り切れた一方、「クソっとは思いました。もちろん」と本音が漏れる。闘争心に火が付いたのか、続く13番(パー3)から3連続バーディで巻き返した。
今週、女王を苦しめる不安材料はもう一つある。前日のプロアマ戦を腰痛のため珍しく9ホールで棄権した。米メジャー帰りのタフなスケジュールに疲れも相まって、「長いクラブを持つとちょっと痛みが出る」状態だという。それでも今大会には「出たい気持ちしかなかった」と、今季の目標に挙げる国内メジャー初タイトルへの思いが背中を押す。
2アンダーで折り返した後半は「(痛みの影響というよりも)ただただ下手なだけだったので」と6番(パー3)から3連続ボギーで失速。3年ぶりの西コースでのプレーを5バーディ、3ボギー1ダブルボギーのイーブンパー「72」で終えた。ホールアウト時点でトップ10に迫る位置ながら、「メジャーらしく初日からタフなセッティング。ここ何週間にしてはなんとかまとめられたかなと思うんですけど、内容的に言ったらやっぱり良くはない」と表情は浮かない。
それでも大会はまだ始まったばかり。「(明日以降)しっかりと耐えるところは耐えて、取れるところで取って面白い週末を迎えられるようにしたい」。女王の意地にかけ、加速をつけたい2日目へ。これまでの国内今季8試合で、第2ラウンドの平均ストローク1位(69.0)に立つのも佐久間のプレー傾向のひとつだ。(茨城県つくばみらい市/安平賢太郎)