脱エイムポイントの吉田鈴が今季初の60台「良い日もちょっとずつズレを修正したい」
◇国内女子◇富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 初日(10日)◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6580yd(パー72)◇曇り(観衆2781人)
グリーン上の吉田鈴からいつものルーティンが消えた。ラインをまたぎ、両足の感覚で傾斜を読むエイムポイントを今週から“卒業”した。「先週まではパッティングでリズムがつかめなかった。ずっとショットは良かったので予選落ちはしていなかったけど、パッティングでこの1本が決まれば…というのが決まらなかった」
2つ伸ばして迎えた12番(パー5)は100ydからPWで3mにつけてバーディ。2カップ分切れる下りスライスラインをねじ込んだ。「スライスがフックに比べて入る確率が少なかった。いいパッティングが打てれば入るので納得のいくパットが打てている」。続く13番(パー3)は6Iで30cmに絡めて連続バーディ。17番(パー5)は1.5mを決めるなど、ボギーなしの5バーディ「67」で回った。
今季は5試合をプレーして予選落ち2試合も13位(台湾ホンハイレディース)、11位(Vポイント×SMBC)と上位進出の機会が増えている。しかし、パーオンホールの平均パット数は1.9341(全体76位)、1ラウンド当たりの平均パット数は30.3333(全体63位)とグリーン上に課題を感じていた。
「今週は練習日にライン読みを多くしたら、イメージが良くなった」とルーティンを削ったものの、トップと2打差の3位発進に手応えを感じている。
開幕前の月曜日(6日)には目黒川(東京都目黒区)の桜並木を楽しんだ。「前々から行くと決めていた。スイッチ入れ替えのためにもリフレッシュが必要。姉(吉田優利)の真似をしています」と笑顔。スターバックスの季節限定ピーチティーを手に今大会に向けて気持ちを整えた。
「きょうは開幕から初めて60台が出たので気分的には良かった。いつ調子が悪くなるかわからない。最終的には感覚、メソッドを持っているのが大事。いい日もちょっとずつズレを修正したい」。ツアー初優勝に向けて練習場に向かった。(埼玉県鳩山町/玉木充)