「勝手に優勝スコアを決めていた」徳永歩が脱・オーバーワークで狙うルーキーV
◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 2日目(27日)◇利府GC (宮城)◇6590yd(パー72)◇晴れ(4908人)
後続と2打差の通算7アンダー単独首位で迎えた終盤15番(パー3)。ルーキーの徳永歩は、アイランドグリーンの名物ホールで池ポチャからダブルボギーを喫した。最終18番(パー5)もダブルボギー。上がり4ホールで4つもスコアを落とした。「風よりも自分のミスが多かった。15番の池ポチャも打つ前は『グリーンに乗せるだけでいい』と思っていたのに、気持ちの奥底ではピンに(意識が)いっていたのかなって。それで引っ掛けちゃった感じです」と反省した。
前半の4バーディで快調にスコアを伸ばし、ショットの感触が良かったことで目線がピンに向かっていたのかもしれない。それでもパープレーの72。「15番と18番以外がすごく良い内容のゴルフをできていたので、そんなに悪くない」と、首位と1打差で迎える最終日へ、気持ちを切り替えた。
昨年のプロテストに2度目の挑戦で合格した19歳。入谷響、荒木優奈に続く3人目のルーキー優勝を狙う立場にいるが、今までの課題は最終日にかけての尻すぼみ。2位発進した「ヤマハレディース」は36位、4位発進した「NEC軽井沢72」は26位に終わった。「いい位置にいると変に伸ばさなきゃとか、勝手に自分で優勝スコアを決めて『このぐらい伸ばさないと』とか思っちゃっていた。今週の藤野圭祐キャディから『どの位置にいてもやることは一緒』と言ってもらって『確かにな』って。あしたはそこを意識してやりたい」とフラットな思いで臨むつもりだ。
シーズン序盤はスタート時間がトップだろうと最終組だろうと、日が暮れて最後の一人になるまで練習し、ひたすらボールを転がしてきた。「プロアマの日も朝10時に来て夕方17時までやって…って今考えたら意味が分からない」と笑って振り返る。良くも悪くも“ルーキーらしさ”の表れだったが、体を壊したりしたら元も子もない。「最近は朝10時に来たら13時、長くなっても14時には帰るように。疲れは全然違いますね。ちゃんと次の日を元気で迎えられる」とうなずいた。
最終日は最終組の2組前、午前8時36分にティオフする。「今日も一打一打を一生懸命にやった結果がこれ。明日も一生懸命やって、結果的に優勝できたらいいな」と言って打撃練習場に向かったが、オーバーワークになる前にコースを後にした。(宮城県利府町/石井操)