結婚後&パパ初優勝へ 片岡尚之「なぜか」ショット復調でV争い
◇国内男子◇パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 3日目(27日)◇泉ヶ丘CC(大阪)◇6993yd(パー71)
最終日の翌29日(月)は、昨年10月20日に結婚してから初めて迎えるタレントの妻・伊藤さくらさんの誕生日。「優勝したら、いいプレゼントになるかもしれませんね」。3日目「64」で回り通算15アンダーの2位に浮上した片岡尚之は、4年ぶりのタイトルがかかる最終日を前に表情を和らげた。
今年の2月9日には第一子の波瑠(はる)くんが誕生。父として迎えた新シーズンは開幕戦の4月「東建ホームメイトカップ」で3位に入ったが、以降はトップ10に入れない試合が続いている。平均パット数は全体3位(1.7026)と変わらず巧者ぶりを示すものの、かねて抱えるショットの不振が「今年は特にひどい」。それが今週「やっていることは変えていないのに、なぜか急に良くなった」という。
「構えてから“クラブを上げて下りてこない”感じだったのが、やっと“上げて下りてくる”ようになった。普通に打てていることに感謝です」。変化があったとすれば、今週からドライバーのシャフトを三菱ケミカルの「ディアマナWS」に替えたこと。「(ボールが)つかまっていなかったので(ヘッドが)走るモデルに替えて。それが良かったのかな」。とはいえショットの復調は全番手にわたっているだけに、明確な理由はハッキリしないままだ。
そんな、ショットが思い通りに打てない時期が長く続いても、新しく加わった家族が心を癒してくれた。「今までなら、ずっとストレスがたまるラウンド。いつもは一人でこもりたくなるタイプだけど、子どもの顔を見たり、抱っこをするとイライラが吹き飛びます」。今週はコースへ応援に来られてはいないが、家族の存在は常に大きな支えとなっている。
首位に3打差で迎える最後の18ホールは、4月「東建ホームメイトカップ」以来の最終日最終組に入った。「久しぶりなのでめちゃくちゃ緊張すると思うけど、そのなかでいいショット、パットが打てれば自信になる」。決着の翌日は買い物に出かけ、妻へのプレゼントを購入する予定。家族にとって最高の朗報も一緒に届けられれば最高だ。(堺市南区/塚田達也)