「テークバックよりフォローを」父公康さんの助言を胸に工藤遥加が首位浮上
◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 2日目(27日)◇利府GC (宮城)◇6590yd(パー72)◇晴れ(4908人)
3月「アクサレディス」でツアー初優勝を飾った工藤遥加が3バーディ、ボギーなしの「69」で回り、6人が並ぶ通算4アンダーの首位の一人として浮上した。正午現在の風速は4.1m /秒だったが、午後に入って強まった風の中、3m弱のピンチもしのぐなど尾関彩美悠と2人だけのノーボギー。2勝目へ、ぐっと近づいた。
前半アウトは2つのパー5などで3バーディを奪取。「獲りたいなと思うホールでバーディが獲れたのであんまりプレッシャーもかからず、伸び伸びとプレーはできました」。ティオフからホールアウトまで読みにくい風にも落ち着いて対処できた。
グリーンが硬めな今週はできるだけティショットをラフに外したくないが、あえてドライバーを握るようにしている。レイアップは打ち下ろしの池がある16番とティイングエリアが前に出たホールの2回だけ。「2週前の大洗(日本女子プロ選手権)あたりから『ドライバーを持てない…』ってずっとストレスで。別に調子が良いわけではないけど、ドライバー打ちたいと思ったので」。予選2日間のフェアウェイキープ率は50%にとどまるが、気持ちよく振ることを重視したプランが好スコアにつながっている。
元プロ野球選手の父・公康さんのアドバイスも効いている。3週前の「ゴルフ5レディス」から「日本女子プロ選手権」で2試合連続の予選落ち。助言を求めると「私は結構テークバックで大きく振りに行っちゃっていて、『テークバックよりフォローを意識して振れば、はるちゃんは良いよ』と言われて」。テーマが明確になったことに「お父さんは結構気にして見てくれている。もし聞かれたらこれを言おうかな、とかずっと考えてくれていたみたい」と感謝する。
初優勝から約半年。シーズン終盤に入り、もう1勝との思いはもちろんある。そんな気持ちを抑えるように「勝ちたいと思って勝てるほど甘くはない。自分のプレーを精いっぱいやって、チャンスが来たらトライしたい」と話した。(宮城県利府町/石井操)