ストップ・ザ・ミジョンをテーマに戦う上田桃子

現在、国内女子ツアー3週連続優勝中で、獲得賞金レースを独走中の全美貞。その背中を追う賞金ランク2位の上田桃子が、「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」の2日目で首位タイに立った。

記者会見の席上で上田は、この日ベストスコアタイの「67」を叩き出し、上田と2打差の7位タイに急浮上した全美貞について熱く語った。 「ミジョン（全美貞）も勢いがあると思うけど、私にもあると思う。相手を調子に乗らせないように、止められるうちに止めないと。そうしないと、ミジョンがもっともっと強くなると思うんで」

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コーチである江連忠氏からも、「今、一番勢いがあるミジョンを止められるのは、同じく勢いがあるオマエだ」と、“ストップ・ザ・ミジョン”を命じられているという。事実、全を中心として展開されている今季の女子ツアー。上田もランキング2位につけているとはいえ、全とは2,500万円以上の差。4週連続優勝をされようのものならば、全の背中が手の届かない所にまで離れてしまう恐れもある。

「後半よりも前半の方がグリーンが読みやすいので、明日は前半にガンガン行きたいですね。今季の目標は3勝、今週の目標はミジョン阻止です！」と力強く話す上田からは、確かに実力以上の力を導き出す、大きな勢いを感じる。