小倉彩愛はプレーオフ2ホール目で脱落

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 最終日（17日）◇熊本空港CC（熊本県）◇6499yd（パー72）

首位と3打差の3位から出たルーキーの小倉彩愛が4バーディ、1ボギーの「69」で回り、通算8アンダーに伸ばして4人でのプレーオフに臨んだが、2ホール目で8mの下りのバーディパットを外して万事休す。惜しくも初優勝には手が届かなかった。

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「バーディチャンスも作れてパットも決められた」と話した前半でスコアを3つ伸ばしたが、優勝争いの中でのサンデーバックナインで1バーディ、1ボギーとスコアを伸ばせなかった。この日唯一のボギーをたたいた17番ホールを「何してんだ」と悔やんだ。

直近の3試合はすべて予選落ちしていた。久しぶりに回った決勝ラウンドは「優勝争いだったけど、楽な気持ちで回れた」と落ち着いていた。満足感と悔しさの割合は「半々ですね」

「（シーズン）前半で優勝争いして、後半で勝てたらいい。自分はここまで来られることが分かったので、もう少し高い目標を持って戦っていきたい」。21歳のルーキーは、早くも次を見据えた。（熊本県菊陽町／内山孝志朗）