一日警察署長を務めた安田祐香

女子プロゴルファーの安田祐香が20日、地元・神戸の生田警察署で初めての一日警察署長を務めた。

署員ら約30人を前に訓示も行い、「緊張しましたが、なかなかできないことなので光栄です」と制服姿で笑顔を見せた。

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横断幕を持って三宮センター街をパレードした安田祐香

年末年始はオレオレ詐欺などの特殊詐欺も増加するが、「警察の方に相談するのが一番です」と警鐘を鳴らした。

その後、「特別警戒実施中」の横断幕を手に母校・滝川第二高のブラスバンド部と三宮センター街でパレードを行った。

52試合におよぶ2020－21年シーズンは40試合をプレーし、けがもあって賞金ランキング69位。同年代の古江彩佳らが結果を残しただけに悔しい思いを味わった。

母校・滝川第二高のブラスバンド部と

それでもQTファイナルステージでは20位に入り、例年6月ごろに行われるリランキング（賞金額に応じて出場優先順位を組み替える制度）まで優先的に出場できるポジションは確保した。

22年シーズンへ「しっかりとコツコツと続けることが大事。初戦から優勝争いして、前半戦のうちに優勝できるようにしたい」と力を込めた。（編集部・玉木充）