大会連覇へ勝みなみは練習場で最終調整

◇国内女子◇パナソニックオープンレディース 事前(29日)◇浜野ゴルフクラブ (千葉)◇6566yd（パー72）

強い雨が降り注いだ開幕前日、勝みなみはコースへ出ずに練習場で調整を図っていた。3日前の26日には海外メジャー「全米女子オープン」の予選会に出場して36ホールをプレーしたが、「たくさん寝られた」と明るい表情を見せた。

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2021年に出場した8試合でトップ10に入れていない。最後に優勝したのは2019年「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」。2018年に9位、19年に10位だった賞金ランキングも33位となっている。

その中でつかんだ海外メジャーの切符。「なかなか結果に結びつかないというのがあって色々精神的にもきついなと思っている部分もあったけど、予選を通って自信がついたのか、ショットも安定しているなと感じた」と大きく気持ちを前に向けた。

「全試合勝つっていう目標があるけど、特にメジャー大会で勝ちたいという思いがある。そこに向けて今週はメジャー前で、優勝したことがあるというすごくいいイメージがある試合。ここで何かを掴んでいい結果が残せれば、これからの試合もいい成績が残せると思う」

ディフェンディング大会から21年国内メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」（5月6日～／茨城GC東コース）へと続く連戦に集中力を高めた。(千葉県市原市／石井操)