千葉県の千葉廣済堂カントリー倶楽部で開催されている、国内女子ツアー第11戦「廣済堂レディスゴルフカップ」の最終日。予選2日間、ノーボギーで12アンダーまでスコアを伸ばした横峯さくらが逃げ切るか、今季2勝目を狙う有村智恵が3打差を捕らえるか、最終日も多くのギャラリーが会場に詰めかけ試合を見つめている。

最終組が前半の9ホールを終えた12時現在、横峯が13アンダーで首位をキープ。追う有村は2ストローク伸ばし11アンダーの単独2位となっている。3番パー3で有村が7mのバーディパットを先に沈めると、横峯も5mを入れ返す。6番パー5では、2オン狙いの有村が4mのバーディパットを残したのに対し、横峯は1.5mに3オン。しかし、先に打った有村がバーディを奪ったのに対し、横峯はカップに蹴られバーディを奪えなかった。

首位争いをする2人の背後には、8アンダーで三塚優子、若林舞衣子、北田瑠衣、竹末裕美が並んでいる。先に行く2人がスコアを崩す気配を見せないだけに、追う立場の選手たちは、後半にさらなるバーディラッシュが必要となりそうだ。