三つどもえの賞金女王争いは最後まで注目を集めた

◇国内女子メジャー第4戦◇LPGAツアー選手権リコーカップ 最終日（1日）◇宮崎CC（宮崎県）◇6535yd（パー72）

日本女子プロゴルフ協会（LPGA）は最終日、公式ホームページのスコア速報を止めず、賞金女王争いの行方をリアルタイムで伝えた。大会の模様がテレビで録画放送される場合、通常は午後の早い段階から放送終了時点までスコア速報を停止している。

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LPGAの広報担当者によると、大会実行委員会が地上波で録画放送した日本テレビ放送網と協議し、大会開幕前に決定した。

最終戦で鈴木愛と渋野日向子、申ジエ（韓国）による三つどもえの賞金女王争いが注目されていたことを受けた。担当者は「かなり珍しい」と説明している。

日本テレビ系列での大会放映はこの日、午後3時から4時25分までだった。全組がホールアウトしたのは午後2時半で、放送開始前にLPGAのホームページ上には試合結果や賞金ランキングの最終結果が掲載される形になった。

大会は2017年まで18年間、LPGAと日本テレビの共催だったが、昨年からLPGAの単独主催に変わった。スコア速報を止めなかったのは「協会主催の大会というのが決定の大きな要因」（担当者）。日本テレビ側からは、視聴率への影響を確認したいとの意向も示されたという。