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「ショットは今年一番」渋野日向子はバウンスバックで真骨頂

◇国内女子メジャー第3戦◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 初日(3日)◇COCOPA RESORT CLUB白山ヴィレッジGC QUEENコース (三重)◇6479yd(パー72)

渋野日向子が「67」で回り、首位と3打差の5アンダー7位発進を決めた。前半に貯金を吐き出すダブルボギーをたたきながら、直後に2連続バーディ。プロ2度目の同組、世界ランキング6位の畑岡奈紗と同じスコアで終え「今年一番ショットの調子が良かった」と好感触を示した。

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真骨頂を見せた。2バーディ先行後の前半6番(パー5)、つま先下がりの220ydからの第2打を引っ掛け気味に出し、ボールを左サイドのペナルティエリアに入れた。木が邪魔になって救済エリアからも打てず、4打目は220yd地点に戻る選択をした。同ホールでダブルボギーを喫したが、「一日目の最初の方。しゃーない。ショットの調子が良かったのも早く切り替えられた要因」。今季バウンスバック率1位(27.4611)を証明するように、7番でバーディを奪い返した。

続く8番(パー3)はグリーン左のバンカーから直接入れて、すぐに2アンダーに戻した。後半10番で5つ目を奪うと、86ydからピンに絡めた11番で2連続とした。「(11番のバーディパットは)近かった。足のサイズくらいですかね、26.5cm(笑)」とおどけた。フェアウェイキープ率92%、25パットにまとめ「今日は本当に良かった」。ショットとパットがかみ合う8バーディに納得の表情が浮かんだ。

初の同組となった元世界ランク1位のユ・ソヨン(韓国)は「ロングゲームがすごく良い。彼女のミスは6番だけだった」と渋野を評した。渋野は、ユの多彩なショットの引き出しを「(あしたも)見て勉強したいですね。私にはできないな、習得するのにどれくらい時間がかかるんだろうと思う」と称賛した。

「あしたも攻めのゴルフをしていけたら」。史上初になる本格参戦1年目のメジャー2勝へ、順調に滑り出した。(三重県津市/林洋平)

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