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「アイアンが何か違う」石川遼は出入り激しく57位

◇国内男子&アジア共同主管◇パナソニックオープン選手権 初日(19日)◇茨木カンツリー倶楽部・西コース(大阪)◇7343yd(パー71)

前週2位に入った石川遼だが、初日は5バーディ、3ボギー1ダブルボギーのイーブンパー「71」。首位と7打差の57位と苦しい立ち上がりになった。

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いきなりスタートホールの10番でつまずいた。ティショットを左に曲げて3オン。ピン上1.5mにつけたものの、そこから3パットのダブルボギーとした。「自分でもびっくりでした。(ファーストパットが)読んだ通りに曲がらなくて、頭が真っ白のままセカンドパットを打ってしまった」と石川。「そこから落ち着いてプレーはできたけど…」。

直後の11番から3連続バーディで巻き返したが、この日はショットが安定しない。16番をボギーとすると、18番(パー5)の2打目は「単純にダフって」手前の池に。このホールもボギーとした。

後半も2バーディの後に1ボギーと伸ばしきれなかった。「アイアンが何か違うなという感じだった。直そうと思ったら1Wショットも感触が悪くなってきた。ひとつ手ごたえがつかめていないというか、自信を持って打てる何かがない」。

初日は昨年比1234人増(昨年は千葉開催)の2957人のギャラリーが来場した。もちろん多くのファンが石川組についている。「(ショットが乱れた)原因はまだ分からないけど、物理的に左に行く理由は分かっている。どう対処していこうかなという感じ」。まだ解決の糸口は明確ではないものの、このままでは終われない。(大阪府茨木市/今岡涼太)

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