プロアマ出場がなかった岩田寛は、午後からハーフを練習ラウンド。遅くまで最終調整に費やした

賞金ランキング6位につける岩田寛が、今週開催の「フジサンケイクラシック」を米国ツアー挑戦への足がかりとする。

次週17日（水）の時点で同ランク5位以内の選手には、米国下部ウェブドットコムツアーの来季出場権をかけたQTがセカンドまで免除され、ファイナル（12月11日～）からの参加が可能となる。国内男子ツアーは次週がオープンウィークのため、今週が事実上のラストチャンス。5位以内を外したとしても、15位以上ならばセカンド（11月中旬～下旬）からの参加となる。

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過去2度のQT挑戦（2008年、13年）はいずれも失敗に終わった岩田。「年齢的にも、たぶん今回が最後になると思う」という33歳は、3度目の挑戦に向けて「ファイナルから行きたい」と、セカンド免除の権利を是が非でも手にしたいところ。ファイナル行きを逃した場合の挑戦については「（出場は）分からない」と言葉を濁した。

同5位の宮里優作とは約124万円差。「とりあえずいつも通り、まずは予選通過を目指したい。一打一打を大事にやるだけだし、それでダメならしょうがない」と、熱い思いを胸に秘めながら淡々と続けた。（山梨県富士河口湖町／塚田達也）