どこまで続く？5試合連続で初日「69」をマークしている川村昌弘

先週「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン」で、ツアー初優勝を果たした川村昌弘が、地元中部地方の愛知県で開催される「コカ・コーラ東海クラシック」に2週連続優勝をかけて戦う。

今大会のプロアマ前夜祭では、司会を務めた池田勇太選手会長から「若いのに、若くは見えないな」と言われた川村は、優勝後に送られてきたメールやLINEのメッセージ、総数200件以上に全て返事を送る律儀な青年だ。

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昨年のこの大会では、予選2日間を終えて首位、3日目を終えて2位につけていたが、最終日にスコアを伸ばせず11位に終わった。「苦手なコースなので、好スコアが出にくいコースだと思います。でも、コースが変わってもスコアが変わらない僕には向いているかもしれません（笑）」。

川村の言う「スコアが変わらない･･･」とは、8月の「関西オープン」から先週の初優勝まで5試合連続で初日に「69」というスコアをマークしていることを指している。プロアマ戦が行われたこの日は、1アンダー「71」でラウンドした川村。「このコースで“69”が出たら、相当良い成績だと思います。優勝した次の試合で、さらに地元なので、ギャラリーの方に恥ずかしいプレーは見せないようにしたいですね」と謙遜ぎみに語った。

先週は「69」で3位タイの好位置につけて優勝を掴みとったが、今週も初日に「69」をマークすることができれば、初優勝から2週連続優勝（※資料が残る1985年以降）という快挙を果たす可能性も出てくる。（愛知県みよし市／本橋英治）