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痛みに耐えて、平塚哲二が単独首位!

国内男子ツアー第10戦「サン・クロレラクラシック」が28日(木)、北海道の名門・小樽カントリー倶楽部で開幕。初日単独首位に立ったのは“手負い”の平塚哲二だった。

前半4番までに2連続バーディ、2連続ボギーと出入りの激しいゴルフながら、6番から7つのバーディを奪取。1ラウンド9バーディは自己最多タイ記録。伸び悩む選手の多かった午後スタート組の中で一気に浮上し、17番からは2連続バーディで締めくくってリーダーズボードの一番上に名前を掲げた。

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実は平塚、2週前の「全英オープン」で予選落ちした夜、左手の甲を負傷した。骨がずれた影響で靭帯が炎症を起こしており、クラブを振るたびに激痛が走る。けがの原因は「あほらしくて言えない」と煙に巻いたが、練習もままならない。「普段よりヘッドを走らせて、変に(ボールの)下から入れるようにしている」とイメージを一変させてスイングし、普段の飛距離はキープ。それでも、もちろん本来の状態には程遠く、この初日は「散歩してくる」と言ってコースに出て行ったほどだ。

しかし、そんな平塚のこの日の“快進撃”を支えたのがパッティング。数日前に「タッチを合わせた方がいいと」と矢野東にアドバイスされ、「最近はカップをなめて、なめて、しょうがなった。(カップに)届かなくてもいいと思って打ってみた」。4メートル前後のチャンスを次々と生かし、最終18番では8メートルを決めてみせた。

一昨年の「中日クラウンズ」以来の勝利がかかるが、痛みに苦しむ今週はまったくの無欲。それでも今季前半戦を欧州ツアーと国内ツアーを両立して戦ってきた平塚は、後半戦も掛け持ちをやめない。「(今季の目標の)一番はヨーロッパのシード権を取ること」と、さらなる高みを目指して戦っていく。【北海道小樽市/桂川洋一】

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