アカデミー継続は“模索中” 長男・尾崎智春氏「親父の遺志を引き継ぎたい」

尾崎智春氏
喪主を務めた長男でプロゴルファーの尾崎智春氏

昨年12月23日に78歳で死去した男子プロゴルファー尾崎将司さんを偲ぶ「お別れの会」が16日、東京都千代田区の帝国ホテルで行われた。喪主を務めた長男の尾崎智春氏が取材に応じ、大腸がん(S状結腸がん)との闘病生活を送っていた晩年の尾崎さんについて報告。「親父は最後に『自分の好きなことをやって、好きなものを食べて、わがままし放題だった自分の人生になんの悔いもない』と言っていました。自分の人生をまっとうしたような、やり遂げたような顔をして逝去しました」と回顧した。

尾崎智春氏
父の偉大さを改めて実感する

プロゴルファーの智春氏にとっては父であり、厳しいゴルフの師匠でもあった。「僕が子どもの頃にゴルフを志したころから、父親ではなく師匠という感じで厳しく接してきた記憶があります」と振り返る。この日はスポーツ、芸能ほか各界から約1000人の招待者が献花に訪れた。「多くの著名人の方々にお越しいただいて、親父の偉大さを改めて感じました」。日本ツアー最多94勝(プロ通算113勝)の実績を誇り、ジャンルの垣根を超えた父の存在の大きさを再認識した。

尾崎智春氏
父の残したアカデミーは継続したい考え

また、次世代ゴルファーの育成も尾崎さんが残した功績のひとつ。2017年に「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」を設立し、米国女子ツアーを主戦場にする西郷真央と原英莉花、昨季国内ツアー年間女王の佐久間朱莉らトッププロを輩出した。毎年のセレクション(選考会)にも積極的に携わってきた。

今後のアカデミーの継続について智春氏は「模索中です」と話すにとどめた。「資金面でも苦戦を強いられていますが、なんとか親父の遺志を受け継いで、今後も若い世代にいろいろなことを教えていけるように尽力しています」と続けた。

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