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国内男子ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!の最新ゴルフニュースをお届け

一度は“破棄”したプロの道 「62」をマークした19歳がリベンジへ

◇国内男子◇ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント! 2日目(22日)◇PGM石岡GC (茨城)◇7071yd(パー71)

「アマチュア時代も、目立った成績は本当にないんですよ」と苦笑い。誇れるタイトルといえば「全国小学生ゴルフ大会」までさかのぼる。9バーディ、ノーボギーの「62」をマークして90位から9位にジャンプアップした19歳のレフティは、緊張ぎみに取材の場にやってきた。

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2020年にプロ転向した細野勇策は、これがレギュラーツアー2試合目。父の影響でゴルフを始め、専念するために通信制の高校に進学した。2年次の19年に初めて挑戦したQTはファイナルステージまで進んだが、レギュラーツアーに出場できる順位には届かなかった。下部ツアーの出場権は獲得したものの、「レギュラーに出られないなら、意味がないと思って破棄した」と、あっさりプロ転向を見送った。

「3年生でまた頑張ろう」。しかし、プロの世界はそう簡単に門を開けてはくれない。20、21年のQTはどちらもファイナルステージまで進めず、試合に出場するための予選会にも通らない。「当時はプロの世界のことが分からなくて。あの選択は良くなかった」と、しばらく試合に出場することもかなわなかった。

チャンスが巡ってきたのは前週の「関西オープン」で、予選会を突破して初のレギュラーツアー出場を果たす。本戦では予選落ちを喫したが、「練習の内容がかみ合ってきている」と手応えは感じていた。本大会も予選会をトップで通過して出場権を獲得。「目標スコアを決めるとブレーキがかかるので、流れがいいときは行けるところまで行こうと思った」と、この日のバーディラッシュにつなげた。

同学年には、先に“大逆転”を果たした久常涼がいる。QTランク1212位から推薦で出場した下部ツアーで成績を残し、シーズン3勝を挙げてレギュラーツアーに昇格。今季は賞金シードで参戦している。「久常は小学生のころからずっと上の存在だった。プロになって、まずは同じ場所で戦いたい」。今度こそチャンスは逃さない。(茨城県小美玉市/谷口愛純)

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2022年 ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!



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