無我夢中で手に入れた初優勝

無我夢中だったツアー初優勝を振り返る高橋美保子

小林浩美から、ゴルフにおいて重要なことは「悪いことをすぐに忘れられることである」という金言をもらい、ずっと心にとめてきた。何かに執着して自分を見失ってしまわぬよう、悪いイメージはすぐに忘れて、常に頭を切り替えてプレーに集中した。ツアー初優勝はプロになって3年目の2002年6月、逆転劇の末に勝ち取った。集中を重ね、毎ホール一生懸命カップを狙った。とにかく無我夢中だったことは今でも鮮明に覚えている。福嶋晃子のキャディをしていた時に近くで優勝インタビューを眺めていた自分が、まさかインタビューを受ける側になるとは考えもしていなかった。


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小さい頃から感情を表に出すのが得意ではなかったが、それがプロとしては素質になった。ミスをしても、最高のショットを打てても、ポーカーフェースを保て心が乱れることはあまりなかった。観客側からすれば「面白くないプレースタイルかも」と思うこともあったが、自分のスタイルを曲げることはなかった。高橋美保子の意思は固く強かった。

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