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巨星墜つ 重心理論の先駆者・竹林氏逝去

2014/01/06 13:31

フォーティーンの創業者である竹林隆光氏が昨年末の27日、心不全のため都内の病院で逝去。64歳の早逝だった。竹林氏がクラブ開発に携わったのは横尾製作所時代からで、1980年7月、他社に先駆けて中空アイアンの『グランドシルバード』を商品化。これは重心理論をいち早く導入したモデルで、同時に身体とクラブの最適化を図るために「慣性モーメント数式表」を発表するなど、クラブづくりに物理の視点を取り入れた。クラブは「カオが命」といわれた時代に、アマチュア目線と物理的な発想でクラブの進歩を追求した功績は大きい。

1981年10月にフォーティーンを設立。以後、長尺アイアンへの挑戦などで、個性的な商品を世に問いつづける。近年はウエッジ市場で高いシェアを獲得するなど、存在感のあるニッチメーカーとして地歩を固めた。

同社の転機は2008年10月で、グローブライドへ株式を売却、完全子会社となった。その理由について竹林氏は、「会社の成長性を高めるには、あらゆる意味で中小規模では限界がある」と話していた。以後は同社の特別顧問として経営の一線から退き、商品開発に専念。ドライバー市場への捲土重来を期した2013年は『ゲロンディー』が人気を呼び、「脱ウエッジメーカー」の糸口を見出したばかり。あまりにも早すぎる逝去だった。
葬儀等は未定だが、後日「お別れの会」が行われる予定。巨星墜つ、合掌――。

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