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キャビティバックのドライバー!?ナイキ VR_S コバート

ナイキゴルフが斬新なアイデアをドライバーに取り入れてきた。アイアンでよく使われるヘッド構造「キャビティバック」を、ドライバーのソール部分に採用してきたのだ。ソール後方部分は何もなく、構えたときに違和感がでないようにクラウン部分からは蓋がしてあるヘッド形状である。「ナイキ VR_S コバート」シリーズは、ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンとフルラインアップで、2013年2月15日から発売される。

■高速キャビティバック「ナイキ VR_S コバート ドライバー」

最大の特徴は先述にも触れたキャビティバック構造“高速キャビティバック”をソールに搭載したことだ。これにより、左右の壁と、フェースに近い部分に集めた重量でインパクトのパワーを効率よく受け止め強い弾道が得られるという。実際に試打してみると、重心位置も従来に比べて浅いため、無駄なバックスピンが軽減された中弾道低スピン弾道となった。

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また、弾道調整機能もバージョンアップされており、ロフトは8.5度から12.5度までの5段階、フェースアングルはニュートラル、ライト(-1.5度)、レフト(+1.5度)と3段階、それぞれが独立して設定を変更することができる。つまり1つのヘッドで15通りの調整をすることができるのだ。

シャフトは3種類用意されており、価格は純正シャフトとなるVR_S バサラ F53が58,800円。Tour AD GT-6とDiamana B60が78,500円で発売される予定だ。

■ロフトが自在に変えられるのが嬉しい「ナイキ VR_S コバート FW&UT」

フェアウェイウッド、ユーティリティでもドライバー同様に“高速キャビティバック”を採用しており、飛び系のモデルに仕上がっている。

当然FW、UTにも調整機能が備わっており、FWでは3番は13度から17度、5番は17度から21度まで調整することができ、従来のクラブで比較すると3番から7番相当のロフト角をカバーしていることになる。自分のパワーや求める弾道に合わせてロフトを1度刻みで調整できるのは、購入時の悩みも解消される画期的な発想だ。ちなみにUTは3番が17度から21度、4番が21度から25度までとなっている。

■飛び系アイアンなのに打感が柔らかい「ナイキ VR_S コバート アイアン」

キャビティバック構造のアイアンは、トウとヒール側に重量を多く配分した機能性重視のやさしいアイアンだ。実際に打ってみると、ストロングロフト設計でロフトが立っているが、ボールが上がりやすく、キャリーで十分な飛距離が得られる。また、従来の飛び系アイアンに比べて、幾分打感が柔らかいのも特長といえる。



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