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2015年 WGC キャデラックマッチプレー
期間:04/29〜05/03 場所:TPCハーディングパーク(カリフォルニア州)

達観の境地で臨むイロネンにご用心

「WGCキャデラックマッチプレー」への出場が最後に決まった選手であるミッコ・イロネンは、初戦で「マスターズ」王者のジョーダン・スピースと対戦することになった。フィンランド出身のイロネンは、サンフランシスコのTPCハーディングパークで、いまゴルフ界で最も熱い男と一戦交えられることに喜びを見せた。

イロネンは大会の第1リザーブ選手としてアメリカの西海岸へやって来た。この長旅が徒労に終わるかどうか分からない状況で日曜日に中国から米国行きの飛行機に搭乗したわけだ。そして、サンフランシスコに到着した際、35歳のイロネンは妻に電話し、無事の到着を伝えるとともに、フィル・ミケルソンの棄権により64人目の選手としてフィールドに加わることが決まったことを伝えた。

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月曜のドローの結果、イロネンは大会に初日にスピースと対戦し、木曜にはリー・ウェストウッド、金曜にマット・エブリーと対戦し、土曜のベスト16進出を目指すこととなった。

新「マスターズ」王者を相手にイロネンの勝ちを予想する第三者はほとんどいないが、2000年には「全英アマチュア選手権」で優勝し、昨年は「ライダーカップ」のスター選手で世界ランキング3位のヘンリック・ステンソンを決勝で下して「ボルボ世界マッチプレー選手権」を制するなど、ミッコがマッチプレーのスペシャリストであるのは動かし難い事実である。

「これはマッチプレーだし、何でも起こり得るんだ。皆知っての通りね」とイロネン。「ジョーダン相手に、僕は失うものなんて何もないんだ。最近の彼がいかに良いか、そしてこれは言いたくないけれど、いかにここのところの僕が良くないかを見れば、僕に失うものなんて何もないは明白だよ」。

「僕の調子はお粗末だけど、ゴルフでは瞬時にがらっと状況を変えることもできるし、あるいはマッチプレーは調子を取り戻す上で最適なのかもしれない。僕はマッチプレーでは良い成績を上げているし、昨年、ロンドンクラブで『ボルボ世界マッチプレー選手権』を制したことが、この大会の出場へつながっているわけだからね」

「基本的にはあの勝利により、今回ここへ滑り込むのに十分なランキングになっていたわけだし、あの大会ではグレンイーグルで勝利したばかりの『ライダーカップ』出場選手の多くに勝つことができたから、大きな自信となったし、この大会方式でうまくやっていけるという確信が得られたんだ」。

「今週はたとえ何が起ころうとも、僕は大会をエンジョイし、その上でどうなるかという心持ちでいるんだ」

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