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絶好調のウィスベルガーが一躍首位に

ここ最近の好調をクアラルンプールG&CCでも発揮しているオーストリアのベルント・ウィスベルガーが、3日目を自身の欧州ツアーのキャリアにおける最高スコアとなる「63」でラウンドし、「メイバンク・マレーシアオープン」最終日を2打差の単独首位で迎えることとなった。

デザート・スウィングの3戦を6位、3位、そして4位で終え、初めて公式世界ゴルフランキングのトップ50入りを果たしたウィスベルガーは、出だしの5ホールでバーディを奪う目覚ましいスタートを切ると、その後はアレハンドロ・カニサレスと首位の座を懸けて争う展開となった。

大会を折り返した時点では、スペインのカニサレスと前回王者のリー・ウェストウッドが3打差の首位に立っており、16番でカニサレスがチップインイーグルを奪ったことにより、一気に優位に立つかに見えた。

しかし、ウィスベルガーは同じ16番で8メートル弱のバーディパットを沈めて首位に並ぶと、上がり2ホールもバーディとして通算17アンダーまでスコアを伸ばし、2012年以来となる欧州ツアー制覇を視野に入れた。

「早い段階で首位をとらえられたのが良かったし、締めくくりも良かったね」と29歳のウィスベルガー。「僕にとって最高の一日だった。これは僕の欧州ツアーでの最高スコアなんだ。これまで『63』は出したことがなかったからね」。

「正しい取り組みをしてきたことが、今の僕のゴルフにとって重要なんだ。パッティングがとても良くなったんだ。(クラブを)別のモデルに変えたのだけど、それがうまくいっているね。それに、今では自分は良いゴルフができるという自己信頼があるんだよ」

3連続バーディの幕開けとなったウィスベルガーは、4番でも3メートルのバーディパットを沈めた。ロングホールの5番では3打目のピッチショットがあとわずかでホールインという見事なスタートダッシュを決め、この日は出だしの2ホールでバーディを奪い、単独首位の座についていたカニサレスをとらえた。

ウィスベルガーは6番をこの日初めてのパーとするも、カニサレスが同ホールでガードバンカーにつかまり、ボギーを叩いたため、単独首位に立つことに成功した。

この時点での大きな驚きは、他の選手がスコアを伸ばす中、昨年は独走で7打差の優勝を果たしたウェストウッドが、フィールドの中で唯一のこの日のスコアがアンダーパーでない選手だったことである。

41歳のウェストウッドは7番で遂に連続パーに終止符を打ったのだが、それは望んだ形ではなかった。かつての世界ナンバーワンはフェアウェイバンカーにつかまり、このホールをボギーとしたのだ。

一方、カニサレスとウィスベルガーは同じ7番ホールで、それぞれ4メートルと2メートルのバーディパットを決めるも、後者は続く8番で3パットのボギーを叩き、その8番ではウェストウッドが4メートルのパットを沈めてこの日初のバーディを奪った。

折り返しで動きを見せたのは、昨年、モロッコで8年越しの初優勝を果たした32歳のカニサレス。9番で3メートルのバーディパットを決め、1打差の単独首位で後半を迎える展開となった。

続くロングホールの10番ではウェストウッドとウィスベルガーが寄せワンのバーディを奪い、後者はカニサレスをとらえることに成功した。

すると、ウィスベルガーは瞬く間に2打差の首位に立つことになった。カニサレスは11番のガードバンカーからのパーセーブに失敗すると、12番ではグリーン周りのラフからのパーセーブに失敗し、2ホール連続でボギーを叩いたのである。

そのカニサレスは14番で2メートルのバーディパットを沈め、一方、ウェストウッドはそのワンオン可能なパー4でティショットを池に落とすも、その後は素晴らしいリカバリーを見せ、このホールをパーで切り抜けた。

パー4の16番ではカニサレスが残り110ヤードの第2打を直接カップに叩き込んでイーグルを奪うと、ウィスベルガーもバーディで応戦し、17番では両者そろってバーディを奪い、2人が首位で並んで最終ホールを迎えるかと思われた。

しかし、最終ホールでラフにつかまったカニサレスがボギーを叩いたのに対し、ウィスベルガーは4.5メートルのバーディパットを沈め、結果的に重要な意味を持つことになり得る2打差がついた。

ここ最近の日曜日に優勝争いをしている経験が糧となることを期待するウィスベルガーは「誰のことも甘く見てはいないよ。『62』で回った選手もいたし、また明日『62』で回る選手が出てくるかもしれないからね」と加えた。

「明日はここ何週間かと同じような感じになるね。今日は僕がスタートダッシュを決めたけれど、明日は他の選手にもそれをやるチャンスはあるんだ」

「このようなプレーが維持できれば勝つチャンスは大いにあるけれど、明日はまた別の一日で、何が起こっても不思議じゃないからね。しっかり休んで、優勝を狙いにいくよ」

一方、カニサレスはウィスベルガーとの競い合いにより、勝負を一つ上の高みへ押し上げられると確信している。

「とても楽しかった。彼らとプレーするのは常に楽しいね」とカニサレス。「初めの2日間よりも多くのミスをしてしまったけれど、16番ではウェッジでイーグルを奪うことができたのでとても嬉しいよ」

「できれば明日も同じように楽しめれば良いね。調子の良い選手と回ると、こちらもそれにつられてバーディを奪うようになるから、いいものなんだよね。彼は素晴らしいプレーをしていたから、見ていて楽しかったよ。彼は僕の勢いを持続させ、僕をプッシュし続けてくれたんだ」

「僕にできる唯一のことは、ベストを尽くして楽しむということなんだ。それが明日の目標だね」

上がり2ホールをバーディとしたウェストウッドは3日目を「69」でラウンドし、2つのイーグルを奪って「65」でこの日をラウンドした同胞のポール・ウォーリンと並び、通算14アンダーの3位タイで最終日を迎えることとなった。

「62」で3日目をラウンドしたのはアニルバン・ラヒリで、10バーディ、ノーボギーでこの日をラウンドしたインド出身のラヒリは16人抜きを達成し、通算12アンダーの5位まで順位を大幅に上げることに成功した。

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