最終日は「67」の好プレー。シード獲得にも前進していたはずだったが…。

アジアンツアー「タイランドゴルフ選手権」の最終日に、5バーディノーボギーの「67」をマークして、通算7アンダー、17位タイに入った塚田好宣。賞金12,400ドルを稼いだものの、来週のアジアンツアー最終戦には出場せずに、やはり1月のファイナルQTへと出場するという。

実は、今年のアジアンツアーでは先週の「キングスカップ」で2,300ドルを獲得。それ以前には「アジアパシフィックパナソニックオープン」で13位タイに入り約23,383ドル、クイーンズカップでは1,530ドルを稼ぎ、総額39,613ドルで賞金ランキング71位…に入っているはずだった。

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だが、「QTの成績が悪くて、パナソニックオープンに出られるとは思っていなかった」と、メンバー登録を先週までしていなかったために、アジアンツアーの賞金ランキング対象となるのは、直近の2試合だけ。その登録料は500ドルという金額で、その多寡は別として、「来年からはちゃんと払います」と神妙な顔を浮かべていた。

とはいえ、あの緊張感がたまらないのか「大好きなQTへ行ってきます」と、悲壮感は全くない。来年は日本ツアーのシード権もあるからだろうか。「1年に1回QTに行かないと、なんか気合が入らない」と、至極ポジティブに捉えていた。（タイ・チョンブリ／今岡涼太）