韓国のナショナルオープンで注目の10代たちと戦う石川遼

9月10日（木）から4日間に渡り、韓国のウージョンヒルズCCで開催される「韓国オープン」に、日本から石川遼と矢野東が出場する。今大会は今年で52回目を迎える、歴史ある韓国のナショナルオープン。過去にはビジェイ・シン（フィジー）ら海外の強豪プレーヤーも出場するなど、韓国では大きな注目を集めているビッグトーナメントだ。

石川は、「色々な国でプレーして、色々な事を学びたいと思っています。韓国でも僕の名前を覚えていただきたいですね」と、初出場となる韓国ツアーへ意気揚々と乗り込む。前週の国内ツアー「フジサンケイクラシック」では、2位に5打差をつける圧勝を飾るなど、好調を継続している。韓国でも“遼クンフィーバー”を巻き起こすことができるか、日本のゴルフファンにとっても関心が高まるところだ。

さらに今大会には、石川遼とともに“10代トリオ”として今年の「マスターズ」で話題を呼んだ、ロリー・マキロイ（北アイルランド）とダニー・リー（ニュージーランド）が出場を予定。場所を韓国に移し、再び顔を揃える世界のスター候補3人の競演も、大きな見所の1つだ。「マスターズ」の予選ラウンドではマキロイと同組でプレーし、実力の差を見せつけられた石川。国内ツアーで賞金王トップを走る実力の程を、示すことができるか。