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2014年の誓い 新生・石川遼の戦い

2014/01/02 09:00

石川遼 新春ストーリー

故障を発端とした作業ではあったが、スイング改造への取り組みは石川に大きな副産物をもたらした。

「実は、そっちの方が僕には大きい」

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肉体への負担を軽減するためスイング中の下半身のバタツキを抑えることで、ショットへの安定感が増した。ボールに効率的に力を伝えることで、飛距離もアップした。米ツアーでのデータを見ると、12年の平均は290.0ヤード、13年は291.3ヤード、そして13-14年はまだ出場3試合ではあるが310.7ヤードである。

「連続写真でも、動画を見ても分かるのではと思うんですけど、今までのスイングは細い軸が1本、いや2本・・・いや、軸自体が“ぐにゃん、ぐにゃん”になっていた。でも今は(流行の)左一軸ではないけれど、真ん中に太い軸があって、それを回せるようになった」

石川はこの冬、過去の日本で輝いていた頃の自分のスイングを目にする機会があった。その動きを自ら「気持ち悪いスイング」と表現する。

「いやあ、見ていて怖かった。客観的に見て『このスイングをずっとやってたら、“この子”、腰悪くなるぞ』って思った(笑)。2009年、賞金王を獲った時のものでした。(当時)ドライバーの調子は良かったですよね。軸という軸が無く、歪んでいた」

史上最年少での賞金王戴冠という当時の偉業。しかし、それはもう、本人の中では遠い過去の話だ。

石川遼 新春ストーリー

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