実技試験を免除された宮里藍は、筆記試験に合格して正式にプロ資格を得た。

初挑戦のメジャー「全英女子オープン」から帰国した宮里藍が、滋賀県の名神八日市CCで行われている「日本女子プロゴルフ協会」のプロテスト会場に姿を見せた。

宮里は昨年9月に行われた「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」にアマチュアとして優勝を果たし、今シーズンのトーナメント出場資格を得たが、プロ資格は持っていなかった。LPGA側から実技の免除をもらい今回のテストでルールの筆記試験のみ受けることになっていた。

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テストを終えた宮里は「無事終了してよかったです。満点かと思っていたら一問違っていました。300点満点中290点、テストは難しかったです。勉強はかなりしました。全英から帰ってきて、1日5時間くらいしました」

テストを終えた宮里は、同じ76期生となるため頑張っている横峯さくらや上原彩子のラウンドを観戦した。「今日、仲間がスタートしていくのを見て自分はラッキーだと思いました。見ているだけで重苦しい雰囲気だった。でも、自分も経験してみたいとも思った。そういう中で勝ち抜いていけば自信になるから」

宮里は今シーズンの目標を賞金王狙いよりは確実に2位確保と宣言した。全英女子での経験を生かし、パッティングの強化をし残りの試合にフル出場する。賞金2位になれば海外ツアー（特にメジャー）の招待があり、目標でもある米国ツアー参戦につなげていくつもりだ。