日大・杉浦悠太（中央）は2冠達成（大会提供）

◇パンパシフィック大学スーパーリーグby札幌リージェントゴルフ倶楽部 最終日（8日）◇札幌リージェントゴルフ倶楽部（北海道）◇男子7063yd、女子6337yd（ともにパー72）

大学ゴルフ部の対抗戦「パンパシフィック大学スーパーリーグ・札幌リージェント」が3日間54ホールのストロークプレーで行われ、男子は日大、女子は東北福祉大が団体戦を制した。

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日大は主将の杉浦悠太が、ボギーなしの8バーディでベストスコア「64」をマーク。5人のうち各日上位4人のスコアが採用される3日間の合計「820」で2位の東北福祉大に17ストローク差をつける圧勝だった。

前週の国内男子下部ABEMAツアー「ダンロップフェニックストーナメントチャレンジ」で史上8人目のアマチュア優勝を飾った杉浦は通算18アンダーだった個人との2冠を達成。ABEMAツアーでも優勝を争った大学の後輩、隅内雅人を相手に逆転でタイトルをつかみ、「ショットもパットも良かった。団体戦優勝を目標にやってきたので、一番うれしい」とチームの勝利を何よりも喜んだ。

女子団体は東北福祉大が制した（大会提供）

4人のメンバーで臨んだ東北福祉大はトータル「881」で福井工大に9ストローク差の優勝。2打差3位から6バーディ、2ボギー「68」で回った郡山瞳が通算5アンダーで個人との2冠に輝いた。「団体も個人も優勝したいと思っていたのでうれしい。外国人選手と回って、たくさんコミュニケーションを取れて楽しかった」と笑顔をみせた。

「パンパシフィック大学スーパーリーグ」は日大、東北福祉大など18大学でつくる一般社団法人全日本大学ゴルフスーパーリーグ（UGSL）が実施。今回は米国のサンノゼ州立大、ウェスタン・カロライナ大、ハワイ・パシフィック大、タイのチュラロンコン大、中国の深セン大、韓国からもチームを招いて行われた。