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2009年 全米オープン
期間:06/18〜06/21 場所:ベスページ ブラック(ニューヨーク州)

最後まで不完全燃焼のタイガー、6位タイで終戦

大会5日目は午前9時に最終ラウンドが再開された。タイガー・ウッズは8番ホールからプレーを開始。 残り11ホールでトップとは7打差を追いかけるタイガーのバーディチャージが期待されたが、ミラクル逆転劇は起きなかった。タイガーは後半13番、14番で連続バーディを奪うことに成功するが、難しい10番と15番ホールのボギーもあり通算イーブンパーで競技を終了。メジャー初勝利を挙げたルーカス・グローバーとは4打差の6位タイという結果に終わった。

■ プレー内容

8番、9番と連続パーとしたあと、10番のパー4では2打目をグリーン左手前のラフに入れてしまいボギー。13番のパー5では、2打目をピンから7メートルにつけてイーグルチャンス。イーグルパットはカップの左に外れたがバーディを奪う。続く14番では1.8メートルにティショットをつけて連続バーディ。タイガーらしいガッツポーズも出てギャラリーの声援が大きくなってきた。しかし、勢いは15番の2打目がグリーンをオーバーするという距離感のミスで止まってしまう。グリーン奥の深いラフからの3打目は、ピンから5メートルまでしか寄せることができない。パーパットはカップの左を大きく逸れてしまいボギー。16番では4メートル、17番では3メートルのバーディチャンスがあったが、バーディを逃がしてしまう。最終ホールもパーでホールアウト。最終ラウンドも合計パット数は「30」と、うまくチャンスを生かし切れず不完全燃焼の5日間となってしまった。

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■ インタビュー

プレー後のインタビューでは「(2週間前に優勝した)メモリアルと同じぐらいショットの感じは良かった。ショットがいい時にパッティングでうまく沈めることができないのはフラストレーションが溜まってしまうよ・・・。(狙ったところに)いいパットを打っても外れてしまったケースは多かったし、あまり良くないパッティングは全くしなかったよ」と嘆いていた。最終ラウンドのコースセッティングが(距離が短くて)易しかった事には少し驚いたとも話していた。

大会4日間合計120パットが響いてしまい大会連覇、メジャー通算15勝目を逃がしてしまったタイガー・ウッズ。2週間後には自らがホストを務める「AT&Tナショナル」(7月2日~5日、メリーランド州開催)が控えている。そして4週間後のメジャー第3戦「全英オープン」はスコットランド・ターンベリーで開催される。

■ 最終ラウンドのデータ

スコア: 69(1アンダー)

フェアウェイキープ率: 71.42% (14ホール中 10ホール)
パーオン率: 66.67% (18ホール中12ホール)
合計パット数: 30パット

バーディ: 4ホール
パー: 11ホール
ボギー: 3ホール

パー3: 1アンダー
パー4: 1オーバー
パー5: 1アンダー

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