フロリダ州のReunionリゾート＆クラブで行なわれている、米国女子ツアー第6戦「ギンオープン」の最終日。通算10アンダーで、ブリタニー・リンシコムが逆転優勝を飾った。

悪天候により、2度の中断が挟まれた最終日。再開後も、コース上には強風が吹き荒れた。上位選手がスコアメイクに苦しむ中、通算14アンダー単独首位からスタートしたロレーナ・オチョアは12番までにスコアを1つ伸ばし、勝利は確実かに思えた。しかし、続く13番をダブルボギーとすると、15番、16番でも連続ボギー。11アンダーまでスコアを落とし、最終18番を迎えた。

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一方、首位と4打差の3位タイからスタートし、オチョアと同じ最終組でラウンドしていたブリタニー・リンシコム。最終18番までにスコアを1つ伸ばし、こちらも11アンダーで最終18番を迎えていた。リンシコムはここでボギーフィニッシュとしてしまうが、オチョアが誰もが予想しなかったダブルボギー。リンシコムが悪天候に、そして女王に競い勝ち、通算10アンダーでツアー2勝目を逆転勝利で飾った。

通算7アンダーの単独3位には、3日目までオチョアとデッドヒートを繰り広げていたローラ・デービース（イングランド）。最終日「79」を叩き、ここで力尽きる結末となった。

通算イーブンパー42位タイからのスタートとなった宮里藍は、スコアを落とす選手が続出する中、ボギーを叩いてはバーディを奪う粘りのゴルフを展開。3バーディ4ボギーとスコアを1つ落としたものの、通算1オーバーの24位タイと大きくジャンプアップして最終日を終えた。