米国女子ツアーメジャー第1戦「クラフトナビスコチャンピオンシップ」が、4月3日（木）から6日（日）までの4日間、カリフォルニア州、ミッションヒルズCCで開催される。男子に先立って開催されるメジャー初戦とあり、例年注目度も高く、それに応えるかのように例年ドラマチックな結末が生まれている。

昨年は、当時18歳のモーガン・プレッセルがツアー初勝利＆メジャー最年少優勝を果たした。最終日に首位と4打差の9位タイからスタートしたプレッセルは、3バーディ、ノーボギーで着実にスコアを伸ばすと、上位陣がスコアを落とすという運も手伝って、後続に1打差をつけて頂点に。ツアー初勝利をメジャーで飾るという快挙を成し遂げた。

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強豪勢によるハイレベルな戦いが見所の1つだが、やはり4人が出場する日本勢に注目が集まる。今年は宮里藍、上田桃子、横峯さくら、大山志保が出場。宮里は昨年中盤から続いていた長いスランプを抜け出しつつあり、明らかに復調の兆しが見えてきた。2年連続出場の大山と横峯は、昨年は共に予選を突破。大舞台へのプレッシャーに調子を乱すこともないだろう。今大会初の出場を果たす上田には、持ち前の勝負強さに期待したい。

海外勢では、ディフェンディングチャンピオンとして迎えるプレッセル、そして完全復活を遂げ、大会4度目のタイトルを狙うアニカ・ソレンスタム（スウェーデン）ほか、カリー・ウェブ（オーストラリア）や勢いを増している韓国勢が中心となるか。今年はどのような展開が待ち受けているのか、期待に胸が躍る。

【主な出場予定選手】
Mプレッセル、A.ソレンスタム、K.ウェブ、S.ペターセン、P.クリーマー、L.デービース、朴セリ、申智愛、宮里藍、上田桃子、横峯さくら、大山志保