最終日に突き放し、大会3連覇を飾った米国チーム（David Cannon /Getty Images）

イリノイ州にあるリッチ・ハーベスト・ファームズで開催されている、欧州vs米国のチーム対抗戦「ソルハイムカップ」の最終日。マッチプレー形式のシングルス戦12試合が行われ、米国チーム6勝、欧州チーム2勝（引き分け4試合）と米国が大きく上回り、大会3連勝を飾った。

この日最初の対戦となった大会第17試合は、ポーラ・クリーマーが中盤以降にリードを広げ、3＆2でスーザン・ペターセン（ノルウェー）に快勝。続く第18試合はアンジェラ・スタンフォードがベッキー・ブリュワートン（イングランド）に5＆4で圧勝。ミッシェル・ウィとヘレン・アルフレッドソン（スウェーデン）の第19試合は、今季好調のウィが先手を取り続けて1upで勝利し、米国チームが3連勝。

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流れを止めたい欧州チームだったが、ローラ・デービース（イングランド）はブリタニー・ラングに土壇場で追いつかれ引き分け。グウェレディス・ノセラ（フランス）はジュリー・インクスターに最終ホールで追いつくも、引き分けに終わる。第22試合でカトリーナ・マシュー（スコットランド）がクリスティ・マクファーソンに3＆2で勝利し、欧州チームに初の勝利ポイント「2」をもたらしたが、第23試合でブリタニー・リンシコムがソフィー・グスタフソン（スウェーデン）に3＆2で勝利し、米国チームが勝利ポイントを重ねていく。

ダイアナ・ルナ（イタリア）とニコール・カストラルとの戦いは、ルナが1番からリードをし、3＆2で勝利。しかし、続く第25試合ではクリスティーナ・キムがタニア・エロセグイ（スペイン）に2upで勝利。マリア・ヨース（スウェーデン）対クリスティ・カーは引き分け、アンナ・ノルドクビスト（スウェーデン）とモーガン・プレッセルの戦いは3＆2でプレッセルに軍配。ジャニス・ムーディー（スコットランド）とナタリー・ガルビスとの第28試合は、ラスト2ホールでガルビスが追いつき引き分けに終わった。

ポイント差無しで迎えた最終日、シングルス戦12試合の結果がそのまま両チームの差となり、3日間トータルでのポイントが米国チーム16、欧州チーム12。米国チームが大会3連勝を飾った。