前半5アンダーまでスコアを伸ばしたが、初日3アンダーで終了した宮里藍（Stuart Franklin/Getty Images）

米国女子ツアー第16戦「エビアンマスターズ」がフランスにあるエビアンマスターズGCで開幕。キム・インキョン、チェ・ナヨン（ともに韓国）、ベッキー・ブレワートンの3人が首位。宮里藍、上田桃子が8位タイの好スタートを切っている。

海外女子メジャー最終戦「全英リコー女子オープン」を前に、日本を代表する二人が好スタートを切っている。宮里藍、上田桃子、宮里美香の3人は同組でラウンド。お互いを良く知り、リラックスした雰囲気の中でプレーした3人は今季好調の宮里藍が3連続バーディをマーク、上田桃子は折り返しを挟んでの連続バーディを奪って3アンダー、8位タイスタート。

＜＜　下に続く　＞＞

なかなかスコアを伸ばせなかった宮里美香も最後は連続バーディでフィニッシュし、1アンダー。三塚優子と並び27位タイで初日を終えている。また、今季、国内で2勝を上げている有村智恵は原江里菜とともに1オーバー、53位タイ。大山志保は2オーバー、64位タイとやや出遅れている。

首位争いに目を向けると、こちらは混戦模様。もはやツアーの中心勢力となっている韓国勢の中心にいるキム・インキョン、チェ・ナヨンが安定感のあるゴルフを見せて5アンダー。ここに、今季これまで目立った活躍のないベッキー・ブレワートンを加えた3人が初日首位に並んでいる。1打差の4アンダー、4位タイには、オー・ジヨン（韓国）ら4人。

2アンダー、13位タイにはポーラ・クリーマー。賞金ランキングトップの申智愛（韓国）はイーブンパー、45位タイ。ヤニ・ツェン（台湾）とロレーナ・オチョアは（メキシコ）、3オーバー、75位タイと大きく出遅れ。ここからどう巻き返すのか注目だ。