米国女子ツアーが豪州で開幕 ルーキー上原彩子が登場
2013/02/12 12:31
2013年の米国女子ツアー開幕戦「ISPSハンダオーストラリアン女子オープン」が2月14日(木)から4日間に渡り、オーストラリアのロイヤルキャンベラGCで行われる。昨年から欧州女子ツアーとの共催競技として開幕戦に組み込まれ、今年が第2回目の開催となる。
昨年大会はツアー史上まれに見る大混戦となり、通算3アンダーで首位に6人が並んで最終日をホールアウト。2組に分かれて行われたプレーオフは全員がパーで分けた後の2ホール目にジェシカ・コルダがただ1人バーディを奪い、当時18歳の新鋭がツアー初勝利を手にした。
今年度は5人が臨む日本人選手のうち、ルーキーイヤーを迎える上原彩子が先陣を切って登場する。昨年末に初めて挑戦したファイナルQTを3位で突破し、自らの実力で引き寄せた米ツアー出場権。かねてから想いを寄せてきた世界最高峰のフィールドへ、ついに第1歩を踏み出す。
そして、開幕戦に華を添える実力者たち。昨年は最優秀選手賞、新人賞をそれぞれ受賞したステーシー・ルイスとリュー・ソヨン(韓国)は、ともに昨年大会のプレーオフで敗れた5人のうちの1人。狙うは昨年の雪辱、そして女王の座を見据えての開幕ダッシュだ。そのほか、ツアー2年目を迎える18歳のレクシー・トンプソン、昨年米ツアーで最年少優勝を果たした15歳のアマチュア、リディア・コー(ニュージーランド)。さらには女王奪還に挑むシーズンを迎えるヤニ・ツェン(台湾)らが出場を予定している。
【主な出場予定選手】
Je.コルダ、上原彩子、N.キャンベル、L.デービース、T.ダーディン、S.ルイス、B.リンシコム、A.ムニョス、L.トンプソン、Y.ツェン、K.ウェブ、リュー・ソヨン、L.コー(アマ)