今週開催される米国女子ツアー「ステートファームクラシック」は、今年で27回目を迎える歴史ある大会だが、過去に9人のツアー初優勝者を輩出してきた。ツアー未勝利の選手にとってはゲンの良い試合と言えるだろう。

昨年は、最終日に63という驚異的スコアを叩きだしたケイト･ゴールデンが通算21アンダーとして、トップだったアニカ・ソレンスタムを1打差でかわし、プロ11年目でツアー初優勝を果たした。その爆発力は今季も健在で、2位タイフィニッシュを飾るなど調子は良い。連覇がかかる今大会での活躍に注目したい。

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今年の注目は、14歳のアリー・ウォングルキット。昨年は、メジャーのナビスコ選手権で10位タイフィニッシュを飾り、女子ゴルフ界にセンセーションを巻き起こした。その他、全米女子アマでは準決勝に進出し、米女子ツアーのセーフウェイでも13位タイに入る活躍を見せ続けている脅威のジュニアゴルファーだ。

日本勢は福嶋晃子、小俣奈三香、片野志保、中島真弓の4名が出場する。福嶋は2週間前に日本女子ツアーで復活の優勝を遂げた。右足親指の骨折で約1ヶ月半、試合から離れていたが、今週は再び元気な姿を見せてくれそうだ。