今度はM.マローンが「60」のコースレコード更新!
2003/03/15 09:00
アリゾナ州のランドルフノース・ゴルフコースで開催されている、米国女子ツアー開幕戦「ウェルチ・フライズ選手権」2日目。初日、カナダのローリー・ケーンが、1ラウンド「61」ストロークのコースレコードを出したが、ベテランのメグ・マローンが、さらに上をいく「60」をマークした。
初日64の6アンダーで7位につけていたマローンは、前半から飛ばした。前後半5つずつバーディを積み重ね、最終ホールもバーディチャンス。このパットが決まれば、アニカ・ソレンスタムの持つ、「59」という記録に追いつく所だったが惜しくも外してしまった。
一気に10ストローク伸ばしたマローンが、通算16アンダーで単独首位に浮上。3打差の13アンダーには、8ストローク伸ばしてきたウェンディ・ドゥーランとヤング・キム、さらには、初日に9アンダーを叩き出したローリー・ケーンが並んでいる。ケーンとしては、1日だけのコースレコードホルダーになってしまった。
開幕戦初日から好スタートを切った日本勢だが、福嶋晃子が3ストローク伸ばし通算8アンダー。スコアは伸ばしたが、順位は3つ落とし14位となった。小林浩美は、2つ伸ばして6アンダーにしたが、こちらは24位から35位まで下がってしまった。
今週はアニカ・ソレンスタムが出場していないため、注目はライバルといわれるカリー・ウェブ、朴セリの仕上がり具合だ。ウェブは4ストローク伸ばし6アンダー、小林と並んで35位で予選を通過したが、朴はスコアを伸ばせず通算2アンダーで予選落ちとなった。
予選2日間で脅威的なスコアが続出しているが、決勝ラウンドも飛び出してくる選手が現れるのだろうか。