3打差を逆転し、昨年大会を制したジミン・カン （Stanley Chou /Getty Images）

米国女子ツアーの第21戦「サイム・ダービー LPGA マレーシア」が、10月13日（木）から16日（日）までの4日間、マレーシアのクアラルンプールG&CCで開催される。アジアラウンド第2戦目だ。

昨年の大会では、首位と3打差の7位タイからスタートしたジミン・カン（韓国）が、上位がスコアに伸びなやみを見せる中、7バーディ、1ボギーと「65」をマークして単独首位に浮上。上位が僅か1打差にひしめく争いの中での逆転劇で、ツアー通算2勝目を飾った。

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そのディフェンディングチャンピオンのカンのほか、前週の「LPGAハナバンク選手権」で優勝し、今季6勝目と圧倒的な強さを見せるヤニ・ツェン（台湾）、世界ランク2位のスーザン・ペターセン（ノルウェー）、同ランク3位のクリスティ・カーも参戦する。ヤニの独走を止められるのか。

日本からは宮里藍、宮里美香、上田桃子の3選手が出場する。宮里美香は今季未勝利だが、今季はトップ10フィニッシュが6回と安定したプレーを見せている。上田も未勝利ながら、日本国内の4大会でトップ10フィニッシュと、アジアラウンドでその強みを活かせるか注目だ。

【主な出場予定選手】
Y.ツェン、チェ・ナヨン、M.プレッセル、S.ペターセン、M.ヨース、J.インクスター、宮里藍、宮里美香、上田桃子、B.リンシコム、C.カー、A.スタンフォード、K.ウェブ、M.ウィ、A.ムニョス、申智愛、J.カン