2012年 富士フイルムシニアチャンピオンシップ

尾崎直道、賞金王戴冠なるか 国内シニア最終戦

2012/10/30 10:26
昨年大会を制したのはD.ラッセル。今年、有終の美を飾るのは? そして賞金王は誰の手に

国内シニアツアー「富士フイルムシニアチャンピオンシップ」が1日(木)から3日(土)までの3日間、千葉県のザ・カントリークラブ・ジャパンで開催される。2012年の同ツアーもいよいよ最終戦。一年を締めくくるタイトルをかけた戦い、そして年間の賞金王争いが決着の時を迎える。

ここまで賞金ランキングのトップを走ってきたのは、シーズン前半戦に2勝を挙げた尾崎直道。昨年までは米国チャンピオンズツアーを舞台に戦っていたが、主戦場を日本に移し、レギュラーツアーも掛け持ちながら、その実力をしっかりと見せつけてきた。

優勝賞金1400万円(賞金総額7000万円)の同大会を前に、尾崎の今季獲得賞金額は2908万4750円。前週の「日本シニアオープンゴルフ選手権競技」を制し、ランク2位に浮上したフランキー・ミノザ(フィリピン=2327万8357円)に約580万円差をつけている。ミノザのほか、逆転賞金王の可能性が残されているのが高見和宏(現在まで2137万0999円)と室田淳(2096万9166円)の2人だ。

また賞金レースの一方で、昨年王者のデビッド・ラッセル(イングランド)、一昨年チャンピオンの芹澤信雄らにも視線は集まる。井戸木鴻樹も前週に優勝争いを演じ、シニアルーキーイヤーで初勝利を飾りたいところ。そして、ホストプロとなる青木功の活躍に大きな期待をしたい。

【主な出場選手】
D.ラッセル青木功井戸木鴻樹尾崎健夫尾崎直道加瀬秀樹倉本昌弘佐藤剛平芹澤信雄高見和宏中嶋常幸羽川豊室田淳湯原信光I.ウーズナムF.ミノザキム・ジョンドク

2012年 富士フイルムシニアチャンピオンシップ