国内女子ツアー「SANKYOレディースオープン」が群馬県の赤城カントリー倶楽部で開幕した。

先週の日本女子オープンでは、厳しいコースセッティングの中、各選手我慢のゴルフを強いられたが、今週は気持ち良いようにスコアを伸ばして来た。

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最もスコアを伸ばしたのはディフェンディングチャンピオンの不動裕理だった。8バーディ、1ボギーの7アンダーは自己最高スコアに並ぶ記録だ。「先週のグリーンは止まらなくて、びびって手が動きませんでした。ここも速いですが、ちゃんとストロークすれば止まるので、安心して打つことができます」

現在、賞金ランキングで首位に立つ不動だが、2位の天沼との差は僅か。昨年はこの試合で年間賞金1億円という初の大台を達成している。ライバルの天沼が欠場しているため、今週は差を広げるチャンス。

首位の不動を追うのは、2打差の5アンダーにベテランの具玉姫とプロ1年目の山口裕子が並んでいる。来シーズンのシード権は確実という位置にいる山口は「早く1勝したい」と意欲的だ。今シーズンは予選会で高順位に入り、ほとんどフル出場している。しかし、同じプロ1年目の呂曉娟が先に優勝しているだけに、今シーズン中に追いつきたいところだ。