メジャー連覇へ向けて首位タイと絶好のスタートを切った福嶋晃子

国内女子ツアーのメジャー第1戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」が、茨城県にある茨城GC西コースで開幕した。雨は朝までには上がったが、曇り空の広がる中でのラウンド。しかし、朝からコース内を吹き抜ける風は強く、全選手がホールアウトするまで吹き続けた。

初日に首位に立ったのは4アンダーをマークした4人。ディフェンディングチャンピオンの福嶋晃子を始め、全美貞、辛ヒョンジュ、李知姫の韓国勢の3人が好スタートを切った。大会連覇を狙う福嶋は、今季の開幕戦を胆嚢摘出の手術にために欠場するなど、調整が大幅に遅れていた。

＜＜　下に続く　＞＞

しかし、2週間前の「フジサンケイレディス」で8位タイに入るなど、序々に体調も回復してきたという。「大会連覇といわれても、コースが違うので、違う大会だと思ってプレーします」と試合前に話していた福嶋だが、この日は18番パー4でのイーグルを含め、3バーディ、1ボギーと安定したゴルフを見せた。

首位とは1打差の3アンダー5位タイには、諸見里しのぶ、馬場ゆかり、黄アルム（韓国）など5人が並び、2アンダー10位タイには、有村智恵、若林舞衣子など5人が並んでいる。注目選手では、招待選手のポーラ・クリーマーが1アンダーの15位タイ。今季絶好調の横峯さくらは、1オーバーの34位タイと少し出遅れてしまった。