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プレーオフの激闘の末、日本が歓喜の勝利

日本及び韓国の女子プロゴルフ協会の特別後援競技である、「KYORAKU CUP 第8回日韓女子プロゴルフ対抗戦」の最終日が、福岡県朝倉市にある福岡センチュリーゴルフ倶楽部で行われた。初日を終えて日本チームが2ポイントのリードを奪う。だが、簡単に勝たせてくれるほど韓国チームは甘くなかった。

この日の12試合すべてを終えて、両国のポイントは24対24で並び、同大会史上初のプレーオフに突入する。プレーオフは18番ホールを舞台としたサドンデス方式。両チームから1人ずつ選手を選び、順番にプレーする。

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日本の1番手は横峯さくら。この日も含め、日韓戦7戦全勝の相性の良さを買われての起用だ。一方の韓国は米ツアーのHSBCチャンピオンシップを制するなどマッチプレーに強い李宣和を指名。李は3打目をグリーン左のバンカーに外したが、そこから見事なリカバリーショットでパーをセーブする。横峯は6mのバーディチャンスにつけたものの、打ち切れずに引き分ける。

2番手で登場したのは、この日4アンダーと好調で、18番でもバーディを奪った諸見里しのぶと、今年のヴァーナルレディスの覇者・全美貞。「めちゃくちゃ緊張した」という諸見里は、決めれば勝ちとなる1.5mのバーディパットを「緩んでしまった」と決めきれず、再び引き分けに終わった。

3番手は、国内最終戦のリコーカップを制して勢いに乗る古閑美保と、日韓戦にめっぽう強いジャン・ジョンの対決。3打目を李と同じく左バンカーに外したジョンだが、そこからあわやチップインのアプローチで1.5mに寄せる。古閑は3mのバーディチャンスにつけたが、「始動が分からないくらい緊張した」と、打ち切れずにパー。このまま4試合目に突入するかと思われたが、ジョンが短いパーパットを外してジ・エンド。日本が2000年大会以来となる勝利を掴んだ。

優勝が決まった瞬間、信じられないといった表情だった日本人選手だが、歓喜の輪が広がるうちに、選手達の目には涙が浮かんだ。試合で初めて泣いたというキャプテンの米山みどりや、大会を見守ったLPGAの樋口会長、参加した選手全員が個人戦とは違う喜びの余韻に浸った。

2007年 第8回日韓女子プロゴルフ対抗戦



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