国内女子ツアー「ダイキン オーキッド レディース」が沖縄の琉球ゴルフ倶楽部でシーズンの開幕を迎えた。暖かく、そして沖縄特有の風が選手を迎いいれた。

今シーズンは全部で31試合、12月1日まで戦いが繰り広げられる。ただし、この開幕戦を終えると次は4月の12日からということになるので、4週間の休みになる。したがって、2戦目がツアーの開幕という感じになる。

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初日首位に立ったのは5アンダーをマークした木村敏美と我妻こずえの2人。我妻は1イーグル、3バーディでボギーを1つも叩かなかった。「今日、ショットは上手いぐあいに風と喧嘩しながらピンの方向に行ってくれました。距離もあっていましたし、大きなトラブルは特になかったですね。今年は勝ちたいと思っています。けど、とりあえず、怪我を今以上に悪化させないように自分を信じてゴルフをしていきたいです」

我妻は一昨年ゴルフ場付近で正面衝突の交通事故に遭い、肋骨骨折など重傷を負った。回復はしているのだが、いまだに右手が動かなくなってしまうこともあるという。練習は芝生で打つほうが手に負担がかからないのでコースがメイン、練習場ではティアップして打っているのだ。残り2日間、痛みが再発しないよう祈る思いだろう。

そして、4アンダー3位グループには先週米国の開幕戦「武富士クラシック」で5位に入った藤井かすみが入っている。先週は悔しい終わり方をしたので、日本の開幕戦は笑って終わらせたいところだ。

また、同じく3位に昨年プロテストに合格した古閑美保が好スタートを見せた。昨シーズンは山口裕子など新人が3勝をあげたが、今シーズンも新人の活躍が期待される。